☆超重要 あなたは理解してますか?本物の「観察・分析・判断」
はい。みなさん、こんにちは。
WALLです。
前回記事「飲食店の店長の話」を
https://wallblogs.hatenablog.com/entry/2019/11/18/174410
こんな形で記事を書いたわけですが、終わりの方に出てきました。
「観察・分析・判断」の説明をさせていただきます。
まず、「観察・分析・判断」と聞いてみなさんはどう思い浮かべますか?
恐らく
「観察・・・物事をよく見ること。変化に気付くこと。じーっと見つめること。
分析・・・原因を考えること。
判断・・・決めること?わけわかんない。」
てな、感じだと思います。が。
私が今回、お伝えしたい「観察・分析・判断」は
「観察・・・問題点を見つけること。
分析・・・観察によって出された問題点の原因を確定すること。
判断・・・問題が起こらないように改善案と改革案を出すこと。」
⬆️⬆️ 超大事です。メモしてください。
さて、深掘りします。
❶ 観察・・・問題点を見つけること。
店舗にて時間を過ごすと様々な事象が起こります。
その事象の問題点を見つけ出すのです。
例えば⏩床が濡れていて、お客様が転んだ。
Q.床が濡れていたのが問題点ですか?
A.違います。⏩床が濡れているのを把握していないのが問題点です。もっと言うと常に客席に気を配れていないのが問題点です。
といった感じで、
「お客様が転んだ」のは何故?
「床が濡れていた」のは何故?
⏩「客席への配慮が欠けている」のです。
こうして何故?何故?を繰り返して起こった事象に対する何が「問題点」なのかを的確に炙り出してください。そうしないと始まりません。
では、その原因は何? と、考えていくのが観察の次の分野。「分析」です。
❷ 分析・・・原因を確定すること。
上の例で話を進めます。
常に客席に気を配れていないのは、何故か?
⏩店長が呼びかけていない?
⏩店員の意識が弱い?
何が店員から抜けているのか。それは「正しいマニュアル知識」です。
マニュアルってなんであるのか、それを実行しないとどうなるのか、そこの理解がされていないのが原因です。
ミーティングだったり普段のコミュニケーションの中で伝えていくことが大事です。
全従業員にマニュアルが浸透し、正しく行えれば店内でミスは起きません。
逆に言うとマニュアルさえ順守すれば、そのマニュアルがよほどおかしなものでない限り、お客様にとっても従業員にとっても良い店になりますよ。
❸ 判断・・・改善案、改革案を出すこと。
最終ステップ。
観察、分析ができて終わりではありません。
そこを乗り越える必要があります。
では、改善案と改革案って何?かというと
改善案、、その場で直ぐに直せるもの。短期的。
その場しのぎの対応。
改革案、、2度と同じ問題が起こらなくするような仕組み作り。長期的。
こういう違いがあります。
改善案だけでは根本解決には乏しいので是非、
最適な改革案を見つけ出してください。
CSはこうして上げていくのです。
CS・・・顧客満足度ですね。Customer Satisfactionです。
以上。「観察・分析・判断」でした。
これはどこの現場でも使える内容なので
是非意識して問題を解決してくださいね〜。
それでは、また!